暮らしを豊かで潤いのあるものにするための商品やサービスを求めて多くの人々が集う商業店舗。そこは、時代とともに変化する生活者ニーズを的確にとらえたアメニティ空間でなければならないとKANKENは考えます。そのためには、生活者ニーズの変化を敏感にキャッチするとともに、とらえたニーズにマッチしたファサードや空間を創り上げていく設計・施工力が必要になります。平成元年の設立以来、KANKENではそうした商業店舗建設における設計・施工ノウハウを培ってきました。今日では、設計段階でご要望にきめ細かく応えることはもちろん、施行中の設計変更にも柔軟に対応するなどお客様の満足度を第一に考えた商業店舗建設を展開。大型ショッピングセンターをはじめさまざまな流通小売業のお客さまから高い信頼を得ています。
商業店舗の開発では、新規出店を考える企業と遊休地の有効活用を図る土地オーナーの双方にメリットのあるプランをいかにコーディネートしていくかが非常に大切になってきます。その点、双方にメリットのあるプランとして極めて有効なのがリース経営による店舗開発です。土地オーナーにとっては、リース期間が10〜20年を基本にすることから長期にわたる安定収入が期待できる一方、企業も土地・建物をリースにすることで新規出店におけるイニシャルコストを大幅に軽減できます。KANKENでは、土地オーナーと企業との賃貸借契約から時代ニーズをとらえた店舗の設計・施工、賃貸借開始後のアフターフォローまでトータルに対応。大手家電量販店をはじめ、ファッション店やレストラン、スーパーマーケット、ドラッグストアなど多彩な店舗開発をプロデュースしています。
商業店舗の開発を通して培ってきた建築に関する設計・施工技術を核として、さまざまな事業に取り組んでいるのもKANKENの特徴です。入居者ニーズを反映したマンション・集合住宅にはじまり、ライフスタイルにマッチした一般住宅、アメニティに富んだ公共施設まで幅広いコンストラクション事業を展開しています。
店舗開発で培った設計・施工のノウハウをもとに、住宅関連の事業にも積極的に取り組んでいるのがKANKENです。例えばマンション・集合住宅の開発では、その土地周辺のマーケットがファミリー向けに適しているのか、単身者の需要が多いのかなどを徹底してリサーチするほか、時代とともに変化する間取りやデザイン、インテリアなどに対するニーズもチェック。入居者ニーズを反映したマンション・集合住宅を設計・施工するとともに、施工後のアフターフォローに関しても万全を期しています。
一生に一度か二度という夢の住まいづくりにおいて、そこが安全で快適なマイホームであってほしいと願うのは当然のことです。KANKENでは、そこに住まうご家族みんなに満足していただける安全で快適な住宅づくりに取り組んでいます。具体的には、周辺の気候や風土、環境との調和を図ることはもちろん、お客様ごとに異なる家族構成やライフスタイルにマッチしたオリジナルのプランを提案。店舗開発で培った高品質な設計・施工技術により、安全で快適な住まいを実現しています。
より暮らしやすい心豊かな未来づくりのためには、地域の人々にアメニティを感じさせる空間づくりや生活に潤いをもたらす環境づくりなどの公共事業が欠かせません。総合建設業として自然と調和した人にやさしい街作りを進めるKANKENでは、この公共事業の面でも地域社会に貢献したいと考えています。長年の工事実績と迅速・確実なサービス体制をもとに、地域の魅力を引き出す個性豊かな環境を実現するとともに、地域生活者の便利で安心・安全な暮らしを彩る空間づくりに取り組んでいます。
2万坪を超えるような広大な敷地に100を超える商業・サービス施設を集積した大規模なショッピングモールは、ショッピングからレジャー、カルチャーまでひとつの街に匹敵する機能を備えています。当然、その企画や運営・管理には、高度なノウハウが求められます。KANKENでは、多種多様な店舗の開発を通して培った商業施設に関する卓越したノウハウをもとに、地域と調和して豊かな生活情報の発信を行う提案型ショッピングモールの企画から設計・施工、運営、管理までを一貫して手がけています。また、1980年代から大型ショッピングモールの建設が進んだ日本では、時代ニーズに合わなくなった商業施設のリニューアルも大きなテーマです。KANKENは、この面でも大きな役割を果たすことで、地域社会の活性化に貢献していきたいと考えています。